値段っていうのは何なんでしょうね。
たとえば『女の値段』とか言うと、もう単純に風俗とかしか頭に浮かばんのですが。
例えば若くて美人な子はもう、超のつく高級店で時給何万円とか稼げる。
かと思うと場末で『おまえ一体幾つなんだよ？』ってゆーお姉さんも、
なぜか常連のお客さんが後を断たず、チリツモでがつがつ稼ぐ。
前述の女の子は自分の若さと美貌全開で高級マーケットへ。
後のお姉さんは、おそらく長年培ったキャリアと技術 ＶＳ 容姿と年齢、
反比例しがちなそれらを照らし合わせて、一番稼げそうな層のマーケットへ。
そしてなかには、全然イケてなくても、稼げなくても、
『私高級店じゃなきゃイヤ！』という娘もいるだろうし、
『げ。どうして君がココに？』と掃きだめツル子な女もいるでしょう。
そしてその多様さでもって、風俗は多様な客のニーズに応えてるわけですね。
そりゃー誰だって、自分に高い値段がついたほうが嬉しいけれど、
やはり身の丈ってものがあって、結局はどこでそれに折り合いをつけていくか。
容姿や若さなどの外的要素、
技術や人柄などの内的要素、
さらに、プライド、方法(稼ぎ方)、などなど、
さまざまな要素を照らし合わせて、
いちばん自分にとって居心地のいいマーケットに出品することが、
やはり一番自分を輝かせる方法のような気がします。
それが自分マックスの高値をつけてもらう方法というか何というか。
いぜん、不動産の仕事をしてる方にお話をうかがったとき、
例えばマンションを購入する際、
●安目の価格設定のマンションの中の、一番高い物件を買う。
●高級なマンションの中の、一番安い物件を買う。
僕だったら迷わず高級マンションの安い部屋をお勧めします。
いくら相場より安く、広くて条件のいいマンションを買えたとしても、
高級なマンションの設備やサービスや住民の質には叶わないのです。
と言われたことがあります。
これってどうなんでしょう？？？
確かにおっしゃるとおりのような気がしますが、
だったら私はフツーの価格でフツーに気に入った物件を探すような気がします。
広いだけの安普請、住民はヤンキーばかりなのはイヤ。でも、
居心地は良いけど狭くて日も当たらないし周りは金持ちばっかってのもイヤ。
まーそうやって、すべてが適正に近い物を探すのが難しいわけなんですが。
自分を売るのも、
自分が買うのも、
ものの値段っていうのはホント、難しいです。
で、先の『風俗』の話に戻りますが、
ではいったい自分だったらどんな店で売るんだよ？って考えてみた。
若くて美人ばっかの高級店 → 問題外（かなしくなる）
場末の得体のしれないお店 → コワイ（わがままですね）
熟女専門のおばさんのお店 → いまひとつ年齢的に中途半端（でもないのか？）
というわけで、なかなかいいマーケットが思いつきません。
たぶん、天性の変質的性格をもって、特種技能を身につけ、
ＳＭ系に走ると思います。
なにしろノーマルな性行為では満足を得られないので。
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