憎悪は憎悪しか生み出さない。
自衛隊のイラク派遣が、小泉首相の政治政策から行われている。アメリカとの同盟強化と日米安全保障の政治戦略が行わしめているのは言うまでもない。民主党岡田代表の党首質問がピント外れで、政治役者で上回る小泉首相の話術にはまり、追求もできない茶番に終わった。
しかし、その国会での党首質問で、このまま終わらせて良いのか。政治政策に対する世論の意見を、政治に反映する手だて気何も他にはないのか。
こうした、傍観的な国民意識が、彼ら政治家をして遣りたい放題の政治決断や、政策実施、腐敗した官僚政治体質の温存を看過する結果になっているのではないのか。
そもそも、イラク戦争は「テロ攻撃」のアメリカの国民感情を具体的な対象に向けるという意図で、ありもしない兵器をでっち上げての「イラク攻撃」だったのは、すでに明らかだ。国連主導の世界平和維持と国際ルールをないがしろにし、単独での戦争行為に、世界の国々を巻き込んでの正当戦争行為にしていまった。
もはや、イラクの国家を解体し、国民を犠牲にし、イラク人をどれだけ不幸に陥れているかは、計り知れない。荷担しないと逆に国際政治、国際貿易、平和維持に関わると、その裏の恐怖感に駆られての自衛隊派遣は全くの無意味なことだ。
間違いは正すべき国際政治に、何も言えず強国アメリカの腰巾着となって、ご機嫌取りの「自衛隊派遣」を意味づけなくて、国際政治が分かっているなどとはとても言えない。
泥沼から抜け出せず、意義を失ったままで、中東エリアでアメリカへの憎しみを生んでいる、この戦争に反対し、即時撤退を要求します。
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