2002.12.11 [gozen]

      kagrra歌詞 2007-2-13 15:43
[gozen](ごぜん)

発売日:2002/12/11 品番:KICS-40008
価格:¥3,150(Tax-In)
 第一幕「妖しの光」(あやしのひかり)
 第二幕「諷説」(ふうせつ)
 第三幕「異邦境」(いほうきょう)
 第四幕「鬼戦」(きせん)
 第五幕「秘慥」(ひぞう)
 第六幕「幻憶」(げんおく)
 第七幕「骸の砦」(むくろのとりで)
 第八幕「悲恋鬼談」(ひれんきだん)
 第九幕「命」(みこと)
 第十幕「終焉の季節」(しゅうえんのきせつ)

★妖しの光

異形の音が徘徊する世に 天を切り裂いて行く

光は何処へと導く

吹き荒ぶ疾風はその 鼓動を締め付け
悲鳴さえ零す隙を許さずに

光は何処へと導く 軌跡は遠く鈴鹿の山へ

眼を覆う滴るような 輝き眩く
瞳孔を舐め廻して黄泉路へと

光は何処へと導く 光は冥府へと手招く
軌跡は遠く鈴鹿の山へ

 

★諷説

霧は幾つもの手を伸ばし 迷い香を放ち微笑みかける

見知らぬ力に惑わされ心が身体と離れてく
求める者はその陰さえ映さずに

時は唯無情に過ぎて 真実をまた遠ざける

足許を照らす灯さえ 貌を変えては行く手を阻む

見知らぬ力に惑わされ心が身体と離れてく
求める者はその陰さえ映さずに

時は唯無情に過ぎて 真実をまた遠ざける

強く掌を合わせ祈る姿に語りかける 風に 揺れて

時は唯無情に過ぎて 真実をまた遠ざける

時は唯無情に過ぎて 絶望をまた近付ける

風に 揺れて

 

★異邦境

ふいに現る細道駆ければ眼に広がるのは艶やかな
息を呑む程眼の眩む程に犇めくは崑崙の絵図

金や銀やの七宝象り春夏秋冬顕わして
威嚇を向ける獣の類いは眉間に角を携え

行かば消えて退けば出ずる白く誇る御殿は
まるで空に浮かぶ蜃気楼
行かば消えて退けば出ずる白く誇る御殿は
妖し故に陰も映さず今こそ鍵を壊し進まん

光よ再び集え 此の身を熱く袞らせ
総ての悪しき隠共 この手で滅ぼし給う

血を溜めた様な庭池に架かる彎曲に橋飛び越えて
見上げる程の門をかい潜り篳篥の音を手繰り寄せ

行かば消えて退けば出ずる白く誇る御殿は
まるで空に浮かぶ蜃気楼
行かば消えて退けば出ずる白く誇る御殿は
妖し故に陰も映さず今こそ鍵を壊し進まん

光よ再び集え 此の身を熱く袞らせ
総ての悪しき隠共 この手で滅ぼし給う

神世の力を秘めて 三種の神器忍ばせ
伐うべき鬼の砦に 未来はこの掌に

 

★鬼戦

躙りと寄る足音に辺りの物は震え身構えて
爛と輝く月も雲の衣に隠れ目を臥せる
闇は拡がり続け雷はおどろしく美しく
蒼白な輪郭を浮き彫りにして恐れをまた奮わせる

振り翳す刃から飛び散る火の粉は空中を舞い怒号は
大地揺らし地響きを幾重にも募らせる
二つの紅いそれは閉じる事無く揺らぐ事も無く
幽かに開く紅は嘲り嗤う様にその口許を歪めて

鈴の鳴る様な聲で抑揚も掴ませず騙りだす

この躯刻み滅ぼしたくば 人の世を棄てて鬼と成り狂え

美麗に纏う十二単から覘く片鱗は鉛色

この躯刻み滅ぼしたくば 人の世を棄てて鬼と成り狂え

造られた鼓動知らぬ妾に 血の廻る其方歯車を止めて

 

★秘慥

機声

機声

陰と陽と掻き混ぜ 影と光り紡がせ

愛を持たぬ者は 夢も観る事無く
愛を知らなければ 夢は遂がれて

機声

陰と陽と掻き混ぜ 影と光り紡がせ

愛を持たぬ者は 夢も観る事無く
愛を知らなければ 夢は遂がれて

成れの果てに待つは 無惨たる伽楽汰
神に疎まれて鬼と生りえず 
 


★幻憶

そっと瞳を閉じれば滲む贖罪の雫 空に身を翳せば薄く浮かぶ記憶

あの草木の様に大地に根を伸ばし 雨を受け止める心が唯欲しかった

擦る匂いと飛び交う声 置き去りにされたこの身抱いて

そっと瞳を閉じれば滲む贖罪の雫 空に身を翳せば薄く浮かぶ記憶

痛みさえ受けぬ堅いこの躯は 土に還る日をこの木に委ね朽ち行く

最期に知ったこの想いは 其方へと届く羽を持たず

そっと瞳を閉じれば滲む贖罪の雫 空に身を翳せば薄く浮かぶ記憶
きつく抱き寄せても伝う温もりを知らず 髪を撫でられても瞑る瞳紅く

何もかもが白と黒に鎖され 命運ぶ風に晒され

 

★骸の砦

悪路辿り昂り背負い 死出の旅路邪気蹴り散らし進む

剣と鉾と骸の柩 内に秘めた憐れみ抱き
行きはよいよい帰りは恐い 鍔を握り気を磨ぎ澄ます

伐てや伐てや其の頚撥ねん

五感を頼りに 韻を掬ばせて

面賦せて片膝起てて闇に融けた魂の眼は
行きはよいよい帰らせはせぬ 詞無くてもそれを伝える

我が身が朽ちて動かねど 怨みの念いは果たさん

伐てや伐てや其の頚撥ねん

 

★悲恋鬼談

霧雨の衣優しく包む 錆行く躯優しく包む

凍てつく背中壊れる程に 悴かむ此の手を溶かす程

哭き濡れても届かない 遥か遠く
呼び掛けても還らない 瞳伏せて

哭き濡れても届かない 遥か遠く
呼び掛けても還らない 瞳伏せて

想いは空に瞬いて 今宵の月までそっと慰める

哭き濡れても届かない 遥か遠く
呼び掛けても還らない 瞳伏せて

限りの無い悲しみは 何処へ向かう
拭い切れぬ愛しさは 何処へ向かう

 

★命

時は流れずに光を遮ったままで
呟きは降りつもり季節を閉ざして

闇に手を引かれ去り行く姿はまるで
木漏れ日ののそれに似た眩しさの中に

悲しみに暮れては我を忘れ 大地駆ける
風の様に この心は其方へ

想い馳せたままに 運命紡ぐままに
愛溢れる此の腕で強く強く抱き寄せ

憂い 纏い

霧に包まれた黄泉路に吐息を吹きつけ
限りあるこの命確かめる様に浮かべ

刹なさも寂しさもこの手に受け止めて
廻るめく世界で 夢の舞う世界で

かけがえの無い其方を強く強く抱き寄せ… 想い馳せるままに
運命紡ぐままに 愛溢れる此の腕で強く強く抱き寄せ

 

★終焉の季節

嗚呼・・・運命の淵を彷徨った
嗚呼・・・傷みさえ何故か微笑ましく

嗚呼・・・歯車に支配されていた
嗚呼・・・あの頃も不思議と懐かしい

吹かないで葉を揺らす風 行かないで大地を飾る紅葉
唯今は廻り行くこの日々を数え暖かな胸に抱いて

せめて終り告げる雪が掌を濡らすまで この命が果てるまで

嗚呼・・・人は何故生まれ傷付いて
嗚呼・・・人は何故儚さを愛せる

吹かないで葉を揺らす風 行かないで大地を飾る紅葉
唯今は悲しみも刹なさも哀れみも憎しみも全てを棄てて

吹かないで葉を揺らす風 行かないで大地を飾る紅葉
唯今は廻り行くこの日々を数え暖かな胸に抱いて

せめて終り告げる雪が掌を濡らすまで この命が果てるまで


 
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